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<title>バラ組へようこそ</title>
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<description>元・女子高に入学した総勢10名の男子生徒のドキドキ青春小説。個性の強いキャラクターが巻き起こすトラブルいっぱいの学園ファンタジー（一部に女性向け表現があるかもしれません）</description>
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<title>ハプニングの前兆</title>
<description> 　渋々ではあったが、購買に向かう。昇降口の脇にある購買には所狭しと文具が並び、イチゴの匂いがしていた。これって、きっと香り付き文房具の匂いなんだろうな。　購買のおばちゃんはのほほんとした顔で店番している。残念なことに島くんと柊くんの姿はない。あてが外れて僕は和臣に聞いてみた。「あの二人どこに行ったんだよ」「えー、いないのォ」「うッざいな……それにしてもあの二人何しに購買来たんだろ」「島男はジャージ買
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<![CDATA[ <br /><br />　渋々ではあったが、購買に向かう。昇降口の脇にある購買には所狭しと文具が並び、イチゴの匂いがしていた。これって、きっと香り付き文房具の匂いなんだろうな。<br />　購買のおばちゃんはのほほんとした顔で店番している。残念なことに島くんと柊くんの姿はない。あてが外れて僕は和臣に聞いてみた。<br /><br /><br />「あの二人どこに行ったんだよ」<br /><br />「えー、いないのォ」<br /><br />「うッざいな……それにしてもあの二人何しに購買来たんだろ」<br /><br />「島男はジャージ買い忘れたんだって。はじめちゃんは本買いに行ったんだよ」<br /><br />「へぇ……何で知ってんの？？」<br /><br />　じろり。昨日が入学式だったというのに、どうしてコイツは敏いんだろう。<br />　僕の視線に、へらっと笑って答えた。<br /><br />「決まってんじゃん、友達づくりしてたからさ」<br /><br /><br /><span style="color:#ff0099"><span style="font-size:large;">「なぁ、どこまで本気なんだよ」</span></span><br /><br /><br />　とはいえ、これ以上追及したって何も出てこないし、頭が痛くなるだけだ。僕は諦めて購買を出る。<br /><br /><br /><span style="color:#0033ff"><span style="font-size:large;">「何してるんですか！！　やめてください！！！」</span></span><br /><br /><br />　男にしては結構高めな声がした。和臣の顔色が変って、僕を置いて声の聞こえたほうへと走っていく。<br /><br /><br />「和臣、お前どこいくんだよ！」<br /><br />「マモル、早く来いよ！！」<br /><br />　あぁ、もう！！！<br /><br />　何も起きませんようにと祈りながら、僕は和臣の背中を追いかけた。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>健康診断（４月イベントＢ）</dc:subject>
<dc:date>2009-02-08T22:45:58+09:00</dc:date>
<dc:creator>菊水レン</dc:creator>
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<title>教師の条件。</title>
<description> 　肩で息をする僕の隣では、頭を抱えた和臣がいる。　担任は顔色一つ変えないで僕の眼を見た。「そういや、島と柊がいねぇんだが。委員長、アイツら何処行ったんだ？」　聞くの遅くねぇ？？　しかも、誰もツッコまないし。ヤバい、このクラス本当に変だ。　そんな中、佐倉くんがにこやかに言った。　「購買にジャージ買いに行きました」「入学式の前に買わなかったのか、アイツらは――よし、俺も購買に行こう。ちょうど、筆箱まるっ
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<![CDATA[ <br /><br />　肩で息をする僕の隣では、頭を抱えた和臣がいる。<br />　担任は顔色一つ変えないで僕の眼を見た。<br /><br /><br />「そういや、島と柊がいねぇんだが。委員長、アイツら何処行ったんだ？」<br /><br /><br />　<span style="color:#ff3399"><span style="font-size:x-large;"><strong>聞くの遅くねぇ？？</strong></span></span><br /><br />　しかも、誰もツッコまないし。ヤバい、このクラス本当に変だ。<br />　そんな中、佐倉くんがにこやかに言った。<br />　<br />「購買にジャージ買いに行きました」<br /><br />「入学式の前に買わなかったのか、アイツらは――よし、俺も購買に行こう。ちょうど、<span style="color:#ff3399">筆箱まるっと置いてきた</span>しな」<br /><br />　それは教師としてどうだ。ユルいというか何というか。<br /><br />「よし、委員長。今日中に返すから<span style="color:#ff3399">財布を渡しなさい</span>」<br /><br /><strong><span style="color:#0000ff"><span style="font-size:large;">「山田先生は人としての道徳をどこに置き去りにしたんでしょうかね？？」</span></span></strong><br /><br /><br />「まあ、それはそれだ。時間がなくなるから、早くアイツらを迎えに行きなさい。静かになるからちょうどいい」<br /><br />「アンタ、本当に教師かよ！！」<br /><br />「伊達、早く委員長をつれて購買に行きなさーい」<br /><br />「あいさー！」<br /><br /><br />　和臣はとびっきりの笑顔で僕を教室から連れ出した。<br /><br /><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>健康診断（４月イベントＢ）</dc:subject>
<dc:date>2009-01-24T22:00:11+09:00</dc:date>
<dc:creator>菊水レン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>お前らいったい何歳だ？！</title>
<description> 　　何事もなかったように山田は教卓に立った。　僕らも席について待つことにする。「さて。年間スケジュール配布するぞー。四月の欄見ろよぉ、早速明日、健康診断があるからな。ジャージ忘れんなー。野郎の半裸なんて見たって俺も小娘共も見たくないぞー」　それにしても、何だこのヤル気のなさは。此処は本当に高校か、そしてコイツは本当に教師か。疑問だ、めっちゃ疑問だ。　だっていうのに、我がバラ組メンバーは何ら問題ない
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<![CDATA[ <br />　<br />　何事もなかったように山田は教卓に立った。<br />　僕らも席について待つことにする。<br /><br />「さて。年間スケジュール配布するぞー。四月の欄見ろよぉ、早速明日、健康診断があるからな。ジャージ忘れんなー。野郎の半裸なんて見たって俺も小娘共も見たくないぞー」<br /><br />　それにしても、何だこのヤル気のなさは。此処は本当に高校か、そしてコイツは本当に教師か。疑問だ、めっちゃ疑問だ。<br />　だっていうのに、我がバラ組メンバーは何ら問題ないらしい。前の席の三浦くんが手を挙げた。<br /><br /><br />「忘れた場合はどうすればいいんですか？」<br /><br />　<span style="color:#ff3399"><strong><span style="font-size:large;">それって聞くべきことか？？</span></strong></span><br />　でも、山田は濁った眼のままで顎に手をあてた。<br /><br /><span style="font-size:large;">「<span style="color:#ff3399"><strong>トランクス一枚</strong></span>に俺の<span style="color:#ff3399"><strong>白衣</span></strong>か――気持ち悪ぃな」</span><br /><br /><strong><span style="font-size:large;"><span style="color:#0033ff">「先生、それは色々と問題があるかと」</span></span></strong><br /><br />　これは新見くん。<br /><br />「ってか、そんなクラスメイト見たら夢に見るかな」<br /><br />　吾妻くんも同意する。<br /><br />　だが、コイツはそうじゃなかった。<br />　僕の隣に座る伊達和臣は残念なことにマトモなアタマを持っていなかったのだ。<br /><br /><br /><span style="color:#0033ff"><span style="font-size:large;"><strong>「先生！　虎のマスク付けて下さい！！」</strong></span></span><br /><br /><br />　おい、目を輝かせんじゃない！！<br />　いやいやいや、ここでツッコんだら負けだと僕は口を真一文字に結んだ。和臣、<span style="color:#ff3399"><strong><span style="font-size:large;">あとでボコる</span></strong></span>。<br />　心を決めて、担任のマトモな答えを期待した。<br /><br />　だが。コイツも期待を裏切らなかった。<br />　死んだ目のまま口の端を吊り上げて笑ってみせた。<br /><br />（僕は「おい、どーやったら目が笑わないままそんな顔になるんだよ！！」とか言いたいのを頑張って堪えた）<br /><br /><br />「先生、虎よりはマッスルな超人が好きだな。<span style="color:#0033ff"><strong><span style="font-size:large;">額に肉とか米とか中とか</span></strong></span>」<br /><br /><br /><span style="color:#ff3399"><span style="font-size:x-large;">「おい、誰かそいつを黙らせろ！！」</span></span><br /><br /><br /><br />（堪えられなかった自分が、心底情けないと思った……）<br /><br /><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>健康診断（４月イベントＢ）</dc:subject>
<dc:date>2009-01-23T01:17:53+09:00</dc:date>
<dc:creator>菊水レン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>『あだ名をつけましょうフェア』延長戦</title>
<description> 「えー、委員長に怒られたので、真面目になろうと思います」　　よれた学ランを直しながら、和臣が宣言をした。「最初から、そうすればいいんだよ」　隣りでいらんことしないように、僕はヤツの行動に眼を光らせた。「佐倉くんは『さくらん』で、竜崎くんが『ハルくん』だろ」「伊達くんは何て呼ばれたいですか？」　ハルくんの質問に、和臣は少しだけ頬を染めた。気持ちが悪い。　っつーか、何で乙女モードになる？？「『政宗』」
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<![CDATA[ <br /><br /><br />「えー、委員長に怒られたので、真面目になろうと思います」<br />　<br />　よれた学ランを直しながら、和臣が宣言をした。<br /><br />「最初から、そうすればいいんだよ」<br /><br />　隣りでいらんことしないように、僕はヤツの行動に眼を光らせた。<br /><br /><br />「佐倉くんは『さくらん』で、竜崎くんが『ハルくん』だろ」<br /><br />「伊達くんは何て呼ばれたいですか？」<br /><br />　ハルくんの質問に、和臣は少しだけ頬を染めた。気持ちが悪い。<br />　っつーか、何で乙女モードになる？？<br /><br /><span style="color:#ff3366"><span style="font-size:large;">「『政宗』」</span></span><br /><br />　思わず、額の血管が切れたような錯覚に陥った。<br />　気がついたときには、和臣の後ろ頭を殴りつけていた。<br /><br />「黙れこの戦国馬鹿が！！」<br /><br />「うるさいうるさい、ちょっと願望を口にしただけだ！！！」<br /><br />「だったら、『片倉』って名字の男連れて来いよ！！」<br /><br />　ぎゃあぎゃあ。<br />　喚く僕ら二人を無視して、お子様メンバーは話を進めた。<br /><br />「柊くんはどうします？」<br /><br />「『はじめちゃん』でよくない？　んで、殺人事件とかが起こったら、<span style="color:#ff3366">『おじい様の名に賭けて、この謎は俺が解きます』</span>って言うんよ。アリじゃね？？」<br /><br />「いいじゃんいいじゃん」<br /><br />「島くんは『島男』で、新見くんは『レンレン』な。あ、三浦はなんて呼ばれたいん？」<br /><br />「あ、俺はあだ名とか<span style="color:#ff3366">要りません</span>から。<span style="color:#ff3366">普通</span>でいいです」<br /><br /><br /><span style="font-size:large;">「「「「………」」」」</span><br /><br /><br />　場が、一瞬だけ凍ったような。つか、三浦くん、何気に俺様ですかね？？　笑顔で手を振って拒否ってなに？？<br /><br />　僕に胸倉を掴まれたまま、和臣は口を開いた。<br /><br /><br />「三浦くんは<span style="color:#ff3366">『ＫＹ』</span>ね」<br /><br />「えー、ちょっとそれどういう意味ですか『空気読めない』ってやつですかそれってマジひどくないですかねぇそこんとこどうなんですか伊達くん」<br /><br />　和臣が煩わしげに眼を細め、耳をふさいだ。<br />　三浦くんが和臣に詰め寄る姿を見て、同情してしまう。傍から見てると、結構怖いぞ、これは。身長の小さい三浦くんが、頭一つ違う和臣にニコニコ笑顔で文句いってるんだから。<br /><br />　可哀想な和臣の様子に、僕は助け船を出してやろうと思った。<br /><br /><br />「それで、あだ名を付けた後はどうするんだ？」<br /><br /><br /><span style="font-size:large;">「「「「え」」」」</span><br /><br /><br />　あれ。四人とも、きょとん顔してるぞ。<br />　和臣が頬をかいた。<br /><br />「つけただけで終わりのつもりだったんだけど、問題あった？」<br /><br /><span style="color:#ff3366">「放置かよ！！！」</span><br /><br />　がらんと、ドアが開く。背の高い、死んだ眼をした白衣の担任と目が合った。一泊の間の後に、ヤツは口の端を持ち上げて、「ふ」と嗤った。<br /><br /><br /><span style="color:#6600ff"><strong><span style="font-size:large;">「雪村、マジうるせぇええええ」</span></strong></span><br /><br /><br /><span style="font-size:large;"><span style="font-size:x-large;">「ちょっとまて、担任がそんなこと言っていいと思ってんのかお前ぇえええ！！！」</span></span><br /><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>健康診断（４月イベントＢ）</dc:subject>
<dc:date>2008-12-19T18:50:54+09:00</dc:date>
<dc:creator>菊水レン</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>同胞発見。</title>
<description> 　世の中の父さん方、貴方たちの気持ちがよくわかります。面倒くさいことを、危険物に触ることを任せられるのはいつだって父親です。えぇ、よく理解しました。　明日からは、父に優しくなれるような気がします。　なんて、軽くモノローグ入りながらも、あの馬鹿の言うことを聞く僕はもっと馬鹿だ。　わざわざ、黒磐くんの席にまで行って、話し掛けてるんだから。「あの……黒磐くん」　黒磐くんが顔を上げる。あぁ、無表情だ。何とな
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<![CDATA[ <br />　世の中の父さん方、貴方たちの気持ちがよくわかります。面倒くさいことを、危険物に触ることを任せられるのはいつだって父親です。えぇ、よく理解しました。<br /><br />　明日からは、父に優しくなれるような気がします。<br /><br /><br />　なんて、軽くモノローグ入りながらも、あの馬鹿の言うことを聞く僕はもっと馬鹿だ。<br />　わざわざ、黒磐くんの席にまで行って、話し掛けてるんだから。<br /><br /><br />「あの……黒磐くん」<br /><br />　黒磐くんが顔を上げる。あぁ、無表情だ。何となく安心したら、腰に鈍い痛みが走った。<br />　思わず、背筋が伸びた。<br /><br />「こんの、大馬鹿者がぁああああああ！　『番長』って呼べ、『番長』って！！」<br /><br />　首だけを振り向かせれば、憤慨している和臣がいた。お前は、どうして暴力に訴えるんだ。もし、僕が元気な体を持っていたなら、口が利けるような状態だったら。<br /><br /><span style="color:#6600ff"><span style="font-size:large;">　僕は間違いなく怒鳴り返しているし、殴り返している。ヒステリックに。</span></span><br /><br />　痛みの元をさすっていたら、佐倉くんが実に面白くないと眼で訴える。<br /><br /><br />「空気読もーぜぇ、委員長」<br /><br />　うん。わかってるかな、おバカちゃんたち。君らのほうが空気を読めていないんだよ？<br /><br />　僕は外野を無視して、話しかけた。黒磐くんの眼が生暖かいような気がしたが、それすらも無視した。笑顔が最高に引き攣ってるだろうが、気にしてられない。<br />　厄介事はさっさと終わらせるに限る。<br /><br /><br />「黒磐くんは、どうしてこの学校に入ったんだい？」<br /><br />「母親のゴリ押し」<br /><br /><span style="color:#6600ff"><span style="font-size:large;">「君とはいい友達になれるような気がするよ、よろしく」</span></span><br /><br />　僕は右手を差し出した。<br />　番長は訝しく思っただろうけど、僕の迫力に気圧されでもしたのかシンパシーを感じたのか、僕の右手を握ってくれた。<br /><br /><br /><br />「友情が深まりましたね」<br /><br />「これが『皆にあだ名を付けましょうフェア』の魔力だよ」<br /><br /><br /><span style="color:#ff00ff"><span style="font-size:x-large;">「断固として違うと言わせてもらうがね」</span></span><br /><br />　外野の4人組に向かって、僕は笑顔を向けた。４人が一様に青褪めた顔になったのをみて、僕の気が済んだかといえばそうじゃない。<br /><br /><br />　僕はこぶしを握って、和臣に向けて大きく振りかぶった。<br /><br /><br /><br />（フルボッコにしてやるって決めてたんだよ）<br />　<br /><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>健康診断（４月イベントＢ）</dc:subject>
<dc:date>2008-12-18T13:28:17+09:00</dc:date>
<dc:creator>菊水レン</dc:creator>
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